「法律事務所で働いています」というと、どんな仕事をしているのかと聞かれることが多いので、初回ブログは法律事務職員の仕事内容について書いていきたいと思います。
まず、事務局の主な仕事は、裁判所に提出する書類や依頼者の方にお渡しする書類等の準備・作成です。
読みやすく、正確な情報が伝わる書類作成ができるよう工夫しながら作成しています。
自分が作成した書類が手続等に使われ、依頼者の方のご相談事を解決するために役立っていると実感することが日々のやる気につながります。
また、訴訟提起(「提訴」といいます)や書類の受け渡し等のために裁判所へ行くことも多いです。
提訴の際、書類一式を裁判所の受付に提出し、訂正する部分がないかを書記官にチェックしてもらうのですが、その間は、無事に書類が受理されるか少し緊張しながら待ちます。
訂正がある場合でも、二重線の上から訂正印として弁護士の職印(弁護士が弁護士会に登録している実印のようなものを「職印」といいます)を押せばOKですが、職鑑を持っていないと、事務所に持ち帰り内容を修正後、再提出ということになってしまい、大幅な時間ロスです。
こうしたことが起こらないよう、裁判所へ出かける時は必ず弁護士の職印を握りしめていきます。職印は、迅速な手続きのためのお守りのような存在です。
また、依頼者の方に電話やメールでご連絡を差し上げたり、ご来所された際にお部屋にお通ししたりするのも、事務局の仕事です。
何度かご連絡を差し上げるうちに依頼者の方に覚えていただき、対応についてお褒めの言葉をいただいた時は大変うれしく感じました。
事務局は裏方仕事かと思いきや、意外とご依頼者の方と直接の接触を持つ場面があります。
そのため、私自身も、少しでも悩みを抱えた皆様のお役に立てるよう、瓦林をサポートし、あるいは、私自身が直接ご依頼者の方と接する場面でも誠意を持った対応を心掛けたいと考えています。
今回は法律事務職員のお仕事を少しだけご紹介しましたが、皆様に当事務所をより身近に感じていただくため、継続的に情報発信していきたいと思います。
よろしくお願いいたします!